【徹底比較】トーンモバイルとワイモバイルは家族で使うならどっち?
ファミリー向けのスマホとしては、トーンモバイルとワイモバイルが有名どころです。
しかし、この2つはターゲットが明らかに違います。
- お子様がより安全にスマホを使うのであれば、トーンモバイル
- 家族みんなで安くスマホを使うのであれば、ワイモバイル
といった具合に違いがあります。
では実際にどのような違いがあるのかが明確になるように比較をして、どういった方にどちらがオススメであるかを解説していきたいと思います。
[目次]
トーンモバイルの3つの特徴
トーンモバイルの特徴を挙げると、下記のようになります。
- 子供やお年寄りが安全にスマホ利用できる仕組みが満載
- 遠隔サポートなどのサポートも無料で利用できる
- スマホが安く使える
トーンモバイルの一番の目玉は、「子供やお年寄りが安全にスマホ利用できる仕組みが満載」ということです。
位置把握や利用時間の制限、歩きスマホ警告などの安全機能が利用できます。
トーンモバイルではTONE端末とSIMカードがセット販売されているので、通常のスマホでは搭載されていない機能もトーンモバイルにはあります。
電話でのサポートや、スマホを直接操作してもらう遠隔サポートもあるので、お年寄りも安心して利用できます。
スマホを安く使うこともメリットではあるのですが、トーンモバイル以外にも安く使えるスマホは多くあります。
安く使うだけでなく、安全機能があるということが、トーンモバイルの魅力です。
「子供が初めて持つスマホだからより安全なものを」
「お年寄りに持ってもらうスマホだから安全で使いやすいものを」
そういった目的を果たすための機能をたくさん持っています。
トーンモバイルの料金プラン
トーンモバイルの基本プランの月額料金は1,100円(税込)です。
これに加えて、追加したオプションの料金を足した分が、支払う月額料金になります。
オプションは下記のようなものがあります。
オプション名 | 月額料金(税込) | オプション内容 |
---|---|---|
090電話かけ放題オプション | 1,045円 | 090,080,070番号での通話を利用した5分以内の国内通話が回数無制限でかけ放題になる。
※5分を超えた時点から19.8円(税込)/30秒の通常料金が発生 |
090おとく電話オプション | 0円 | 090,080,070番号での通話を利用した国内通話が通常料金より安くなる。
18.7円(税込)/30秒 |
留守番電話サービス | 385円 | 090,080,070番号で留守番電話サービスを利用できる。 |
キャッチホンサービス | 275円 | 090,080,070番号での通話中に別の電話着信があった場合、現在の通話を保留にしたまま、別の着信に応答できる。 |
国際ローミングサービス | 0円 | 海外滞在中に滞在国内もしくは?本と090,080,070番号での通話ができる。
※別途通話料がかかります。 |
TONE電話かけ放題 オプション | 550円 | TONE電話アプリから発信する050 IP電話の10分以内の国内通話が回数無制限でかけ放題になる。 |
TONE留守番電話オプション | 198円 または 110円 | 050番号で留守番電話サービスを利用できる。
TONE電話かけ放題オプションとセットで申し込むと、月額110円で利用できる。 |
安心オプション | 550円 | 万が一の商品破損・盗難時に該当端末の交換をおこなうオプションサービス。
※端末の交換は1年に最大2回まで利用でき、1回につき5,500円(税込)の負担金が必要。 |
TONEファミリーオプション | 220円
※保護者がトーンモバイルを利用している場合は0円 |
子供やお年寄りなどの家族(被保護者)の、「スマホの利用状況や利用制限を管理できる」オプションサービス。 |
あんしんインターネットオプション | 0円 | 小学生・中学生・高校生、それぞれの年齢に適切なサイトだけを閲覧できるよう、 あらかじめフィルタリングが設定されたトーンモバイル専用のウェブブラウザアプリ。
不適切なサイトや有害情報からお子様を守り、出会い系・架空請求などのトラブルを未然に防ぐことができる。 |
ウイルスチェックオプション | 330円 | 険なウイルスが入っていないかを検知し、アンインストールを促すことができる、ウイルスチェックアプリが利用できる。 |
Wi-Fiオプション | 398円 | 全国150,000箇所以上でWi-Fi接続を利用できるオプションサービス。 |
TONEメールオプション | 88円 | tone.ne.jpドメインのメールアドレスが利用可能になる。 |
高速チケットオプション | 330円/1GB | スマホを高速通信に切り替えるオプションサービス。
月に10回(10GB)までチャージすることが可能 |
仮に090の電話番号で5分かけ放題にすると、「1,100円+1,045円」=2,145円となります。
オプションを付けていくと、少し割高になってしまいます。
ワイモバイルの5つの特徴
ワイモバイルの特徴を挙げると、下記のようになります。
- スマホが安く使える
- かけ放題はオプションで選べる
- データ通信速度も速い
- 全国展開の店舗でサポートしてもらえる
- 家族割引サービスがある
ワイモバイルには2台目以降は最大1,188円引きとなる「家族割引サービス」があるので、家族みんなでスマホを利用すると、すごく安くなります。
かけ放題はオプションで選ぶことができ、データ通信速度も速いので、普通のスマホを安く使いたいという人向けです。
アフターサポートも全国展開の店舗で行ってもらえるので、3大キャリアを使っていた人には使いやすいと思います。
ワイモバイルは評判も良いので、格安SIMのどれを選んでいいか迷っている方にもオススメです。
普通のスマホを家族みんなで安く使いたいのであれば、ワイモバイルはオススメです。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルは基本通話+高速データ通信容量が付いてくる「シンプルS/M/L」というプランが用意されています。
シンプルS/M/Lの内容
プラン | データ通信容量(※) | 月額料金(税込) |
---|---|---|
シンプルS | 4GB
(3GB+1GB) |
2,178円 |
シンプルM | 18GB
(15GB+3GB) |
3,278円 |
シンプルL | 28GB
(25GB+3GB) |
4,158円 |
(※)データ増量無料キャンペーン2で、最初の13ヶ月間は高速データ通信容量が無料で追加できる。
シンプルSは3GB⇒4GB、シンプルMは15GB⇒18GB、シンプルLは25GB⇒28GB。
高速データ通信容量を使い切った場合、シンプルSは最大300kbps、シンプルM/Lは最大1Mbpsの通信速度で使えるので、データ通信をたくさん使う人には嬉しいプランとなっています。
通話料金は30秒ごと22円(税込)です。
かけ放題もオプションで用意されており、10分かけ放題と24時間かけ放題を追加することができます。
かけ放題オプションの内容
オプション名 | オプション内容 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
だれとでも定額 | 国内通話10分かけ放題 | 770円 |
スーパーだれとでも定額(S) | 国内通話24時間かけ放題 | 1,870円 |
トーンモバイルと比べると、料金は少し高いですが充実したプランになっています。
トーンモバイルとワイモバイルのポイント比較
トーンモバイルとワイモバイルのポイントを比較してみます。
項目名1 | トーンモバイル | 充実度 |
---|---|---|
子供やお年寄りが利用するための安全機能 | ◎ | △ |
月額料金の安さ | ○ | ○ |
かけ放題の充実度 | ○ | ◎ |
データ通信速度 | △ | ◎ |
店舗でのサポート | △ | ○ |
スマホのラインナップ | × | ○ |
比較してみると分かりますが、やはりトーンモバイルは安全・安心重視の人向けとなります。
かけ放題の充実度やデータ通信速度の速さ、店舗サポートやスマホのラインナップ数を考えると、ワイモバイルの方がメリットは大きいです。
スマホの利用目的によってどちらがオススメかは変わる
最初にお伝えしたとおり、トーンモバイルとワイモバイルはターゲットが明らかに違います。
スマホをどのように利用するか、目的によってオススメが変わってきます。
子供やお年寄りが安全にスマホを使うためならトーンモバイル
安全面などを考えた場合に関しては、トーンモバイルがオススメです。
アプリなどをそんなに使わない(もしくは使用制限をかけたい)のであったり、連絡用にスマホを持つというのであれば、トーンモバイルは安心して利用できます。
月額料金も安く済むのでオススメです。
通話やデータ通信に不満なく安くするならワイモバイル
ワイモバイルは「あまりスマホ使わないけど、無駄に高いなぁ」と思っている人には向いています。
今までドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアどれかを使ってきたけど、高いから安くしたいという人にはピッタリです。
3大キャリアがそのまま安くなったのが、ワイモバイルとなります。
家族みんなで乗り換えると、家族割引サービスでさらに安くなります!
まとめ
トーンモバイルはスマホの使用制限や見守り機能など、安全に使うための機能が満載です。
小さい子供やお年寄りに持たせるスマホとしてオススメです。
しかし、家族みんなで安くスマホを持つのであれば、ワイモバイルがオススメです。
家族割引サービスで月額料金も安くなりますし、データ通信速度も速いです。
スマホの種類もトーンモバイルよりは多いので、安全機能が不要であるのならばワイモバイルを選ぶのもよいでしょう。